私はこの頃、乳酸菌飲料のラベルに「乳酸菌飲料(殺菌)」と書かれている事に気付き
えっ「殺菌」!?
と乳酸菌を殺菌してる??、どうゆう事?と不思議に思っていました。
すると「シールド乳酸菌」は死んだ菌「死菌」と言うじゃありませんか?
「死菌」ってなに?「ゾンビ菌」なのか?
体の中でゾンビの様に動き出すのか?
それで、「シールド乳酸菌」に興味を持ち調べてみました。
「シールド乳酸菌 」の効果って?!なんかあるの?
「シールド乳酸菌」はシールドと言う名の如く、病原体からガードしてくれるって事?!
そうなんです。
病原体から守ってくれる乳酸菌、
「シールド乳酸菌M-1」の1日あたりの摂取目安量は100億個。
それは…
「森永製菓 たべる シールド乳酸菌タブレット」であれば
3粒で取れちゃう。タブレット1つあたり33.4億個の
「シールド乳酸菌M-1」が含まれているので3粒で取れる計算です。
毎日、おやつのように食べるだけで、腸の免疫細胞が活性化して
免疫が向上し「インフルエンザ」の予防の効果が得られる、
ってことらしい。
資料によれば、
この「シールド乳酸菌M-1」は免疫活性タンパク質の分泌を促進させ
「ナチュラルキラー細胞」を活性化させることが期待できるらしい。
と言う事は、
「ナチュラルキラー細胞」は全身をパトロールして、
がん細胞やウイルスや細菌に感染した細胞を見つけ攻撃する
免疫細胞なので、
まさに「盾」の役割で私たちの体を守ってくれる乳酸菌って事!
すっげ~!食べてみようかなぁ~!
「シールド乳酸菌」は「死菌」とあるけど効果は?
「死菌」って菌が死んでるってことでしょ!
「乳酸菌」は生きたまま腸に届かないとダメなんじゃないの?
私も生きたまま
つまり、生菌(プロバイオティクス)のまま
胃酸にも負けず、死なずに腸までたくさん届く事が出来れば、
小腸で増殖して発酵状態になる!
と言う話を幾度となく聞いていました。
そのために、
胃酸や胆汁から乳酸菌を守るようにコーティングされたモノもある。
って事も知っています。
なのに「死菌」?
資料によると、
既に死んでいれば生かす為の処置など
苦労しなくて済みます。
実は、100年前に加熱殺菌した乳酸菌「死菌」も
マウスの実験で寿命を8%も延ばした事を確認していたのです。
なのに「生菌」ばかりに目を向け「死菌」は無視してきたのです。
腸内フローラの加齢現象の発見で有名な腸内細菌叢研究の権威、
光岡博士は「腸内細菌学」と言う学問で
死菌(バイオジェニックス)を提唱しています。
博士は、乳酸菌の免疫機能の活性化には菌の生死に関係なく
小腸で体内に引き込まれた時「マクロファージ」に貪食されて
分泌される物質によって
免疫担当細胞(NK細胞)に異物が入ってきた信号を出し
免疫のスイッチを入れている。
むしろ多く菌を摂取する事が重要と言われています。
「シールド乳酸菌」を「殺菌」にした意味は?
「悪い菌」は酸性を嫌い「善い菌」は弱酸性を好みます。
「生菌」は体内で発酵し乳酸をつくりだすと腸内は酸性の状態になり
したがって「悪い菌」の増殖を抑えます。
「生菌」はマイナス18℃以下の環境でも生き抜く力を持っているので
一時的に活動を停止し適温になると活動を始めます。
しかし、63℃以上の高温になると死滅します。
この「生菌」はヨーグルト、キムチ、ピクルスに代表されるように
酸味を醸しだします。商品として管理が大変で発酵が進んだりして
味の変化が起こります。
そして「生菌」の効果を十分発揮するには、
相当量の「生菌」が入った食品をほぼ毎日食べなきゃなりません。
しかし「死菌」は味の変化が無くどんな商品にいれても変わりません。
また「死菌」のため品質が安定して、
製品の賞味期限を長くすることができます。
しかも消化の途中で失われること無く
一気にたくさんの量を腸に届けられます。
だから「死菌」は品質が一定になり安定した原料として扱えるし、
不純物のリスクが「生菌」より圧倒的に低く抑える事ができるので
一般食品への応用が可能なんです。
今では、
「シールド乳酸菌」を加えて提供。
・永谷園は「1杯にシールド乳酸菌100億個みそ汁」を発売
・丸善も「ホモソーセージ4本パックシールド乳酸菌入り」発売
・菊田食品も「シールド乳酸菌100億個プチ納豆」
・セブン&アイ・フードシステムとキューピー㈱で開発の
「シールド乳酸菌入りドレッシング」
などなど
なかでもタカラフーズが自社の所蔵する
約2,200種類の納豆菌から発見した「S-903 納豆菌」で作った
「おかめ納豆」に「シールド乳酸菌」入りのタレを加えて
発売している商品「すごい納豆 S-903 」も紹介しておきます。
森永乳業の「シールド乳酸菌」を導入した企業は100社を超えています。
オイオイ!商品の紹介かい
まとめ
なんだか、「シールド乳酸菌」の話が最後の方で商品の宣伝?
見たくなってしまいましたが…
今のブームみたいに広がりを見せているのは以上の理由なのです。
補足しておきます。
「納豆菌」も腸内細菌として「乳酸菌」や「ビフィズス菌」を
増やす働きを持っているとのことです。
だから、納豆も食べよう!
また、花粉症、通年性アレルギー性鼻炎、インフルエンザへの
影響を確認しているとも書いてありました。
以上を参考に腸内フローラの花を咲かせましょう。
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