「コーヒーは、健康に良いってTV番組でやったよ!」
って子供に言われてコーヒー好きの私が調べて見ると、
知らなかった事がいろいろ分かりました。
そして、最新研究で、
長寿の方はコーヒーをよく飲んでいる事が分かりました。
飲み方を変えるだけで健康に、長生きできる可能性が出てきました。
スッゴイですコーヒー!
あなたにも是非、読んでほしいです。
コーヒーは健康に良いの?
コーヒーに関して世界中で研究が続いています。
1990年代を境に「体に悪い」から「体に良い」の論文が増加しています。
おかげで、コーヒーの健康への理解が大きく変わって来ているのです。
ここ数年の研究で、
コーヒーが、2型糖尿病、パーキンソン病、肝臓がんや肝硬変を
予防することが示唆されています。
例えば、国立がん研究センターでは、40~69才の男女9万人を
10年間追跡調査して、
『1日に5杯以上コーヒーを飲む人の肝臓がんの発症率は、飲まない人の4分の1』
と発表しました。
コーヒーに含まれるポリフェノールの一種「クロロゲン酸」に
がん抑制効果がある事が解って来たからです。
記憶を司る脳の海馬や大脳皮質で、
アミロイドβタンパク質の蓄積を抑制する効果があった
と日米の研究チームがマウスを使った実験から発表しました。
別のチームでは、1日に3~5杯 のコーヒーを飲む人は、
アルツハイマー病になるリスクが6割程度少なかった
との報告もあります。
認知症は、なぜ起こるのか?
アルツハイマー病は、アミロイドβタンパク質が
脳に沈着して増えるためで「クロロゲン酸」は、
アミロイドβの沈着を阻止し貯まるのを防いでくれる、
働きがあります。
このように認知症を防ぐ働きが
コーヒーによるモノとして注目されてます!
フィンランドのクオピオ大学の調査による最新研究によると
1日3~5杯のコーヒーを飲むと認知症の発症リスクが
65%も低下したとの発表がありました。
また、元々あったアミロイドβも消せる可能性があると考えられています。
これらは、血管の衰えから発症する病です。
血管を老けさせない為に
コーヒーにはとても良い2大成分が含まれています。
「カフェイン」とポリフェノールの一種である
「クロロゲン酸」です。
「カフェイン」は体に悪そうと言う大きな誤解がありました。
「カフェイン」は、
血管を拡張させ血液の流れを良くする働きがあり
特に腎臓の血管を広げるため、
血液をろ過しキレイにする事で働きを強くします。
もう一つは「クロロゲン酸」です。
「クロロゲン酸」は、
健康に良い成分のポリフェノールの一種です。
血管に働きかけ老けさせず動脈硬化を防ぎます。
血液中の糖の吸収を和らげたり脂質の代謝を促進する他、
血管に吸収される糖や脂質を防ぐ働きがあります。
食事に含まれる糖や脂質は、
胃や腸から血管に吸収される量が多過ぎると
血糖値を急上昇させ血管にダメージを与えます。
「クロロゲン酸」は、胃や腸でも糖や脂質が
吸収されるのを防ぐ事が出来るので食前に
コーヒーを飲めば血糖値の急上昇を防ぐ事が期待できます。
動脈硬化は、年齢を負うごとに酸化物質により
血管が酸化しサビついたように硬くなる、
「クロロゲン酸」は抗酸化作用があり酸化を抑える働きがあり
血管を酸化から守って硬くなるのを防いでくれるのです。
コーヒーは血管を拡げる「カフェイン」と
抗酸化作用のある「クロロゲン酸」のダブルの効果で血管に良いのです。
健康に良いコーヒーの飲み方
それでは健康に良い飲み方とは、
先の内容にもある様に、
1日3~5杯の量を飲めば健康に良いことが解りました。
では、どのように飲めば効果的なのでしょう。
血管を老けさせない点から調べました。
血管に良いコーヒーの量は何杯まで?
国立がん研究センターによる調査では、
対象者、約9万人の普段飲んでいる
コーヒーの量を調査し分析した結果
心筋梗塞や脳卒中などの死亡リスクを減らす
1日のコーヒーの量は?
分析の結果、1日に3~4杯飲んでいる人は
心筋梗塞や脳卒中になる人が少なかった。が…
5杯以上飲んでいると死亡リスク増える事も分かりました。
コーヒーはこの研究でもドリップコーヒーと
インスタントコーヒーの区別はしていません。
インスタントコーヒーは抽出液を固めたものなので
血管の健康に良い成分はほぼ同じとのことです。
どの時間帯に飲めば良いか?
朝飲めば1日を通して血糖値の上昇を抑える事ができます。
1日を通して血糖値の上昇が緩やかになるので
血糖値が安定するので良いでしょう。
寝る何時間前までなら飲んでも良いのか?
睡眠を妨げないコーヒーの飲み方は
およそ4時間前までが良い
血管により良いコーヒーの飲み方はブラックです。
でも、「カフェイン」は胃酸の分泌を促進し消化を
良くする働きがあるのでブラックだと胃が荒れるという人は、
胃を保護する作用するが期待できるミルクを入れます。
空腹時や胃酸が過剰に出る人は特に気を付けてください。
健康に良いコーヒーで更に良くなるお供は
コーヒーを飲むとき一緒に食べると
認知症が改善される医学的に理にかなった、
脳を老けさせない食べ合わせがあります。
コーヒーと一緒に食べるとより脳を老けさせない
2つの食べ物は?
「カカオポリフェノール」が脳細胞を作るのを助ける働きがあります。
ミルクチョコレートはカロリーが高くなるので
カカオが多いブラックチョコかビターチョコがおススメ!
「レシチン」が脳を活性化させる栄養素です。
ナッツ類に含まれるレシチンは認知症の予防効果に期待できます。
胃を保護する為にミルクを入れる事をお伝えしましたが、
スーパーで売っている「豆乳」を入れれば、医学的に見て血管に良い
コーヒーの最強の飲み方になります。
「豆乳」は「イソフラボン」が含まれています。
これも抗酸化作用のあるポリフェノールの1種です。
つまり、
・血管を拡げる「カフェイン」
・抗酸化作用のある「クロロゲン酸」
・抗酸化作用のある「イソフラボン」
のトリプルの効果で血管に良いのです。
「コーヒー」×「豆乳」が
血管に関して成分をグレードアップさせる最強の組み合わせ
になります。
最新研究で判明しました
ポリフェノールを数種類、同時に取る事で効果が倍増
オーストリアとスロバニアの最新研究では
心筋保護作用がある4つのポリフェノールを同時に摂取したところ
効果が10倍に増加、良い効果の足し算でなく、
かけ算で相乗効果があらわれたそうです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
コーヒーを単なる嗜好品と思っていた方は、
今では漢方薬なのでは!と思うようになった事でしょう。
他にも国立がん研究センターの調査で、「クロロゲン酸」は
糖尿病の予防にも効果あると発表しています。
薬は、飲み過ぎると体に悪影響を及ぼすように、
コーヒーも体に良いからと飲みすぎに気を付けて
1日3杯を守る様に気を付けましょう。