年が明けて成人式も過ぎ、
1月が終わるころ 2月の行事に向けて
テレビや街で節分の話題が目に付くようになってきます。
近年は、恵方巻きを食べる向きも話題の1つですが
子供のいる家庭では「豆まき」をレクレーションの
1つにしている家庭もあると思います。
子供の頃から「鬼を追い払い福を招き入れる」
イベント位にしか思っていませんでした。
自分の子供に節分で何?いつやるの?
と聞かれた時、上手く説明が出来ませんでした。
そこで簡単ですが説明できるくらいに調べてみました。
節分の豆まきはいつやるの?
節分のイメージは2月に行うイベント?と言う感覚ですが
節分じたいは、「立春」「立夏」「立秋」「立冬」と
季節が移り替わる節の日の前日をさしているそうです。
この季節の節目には邪鬼が入りやすいと考えられていて
特に新しい年の最初の節目に
その邪鬼を払う行事となっているそうです。
「立春」は約4年ごとに日にちが変わりませす。
2019年の「立春」は2月4日ですが
2021年、2025年、2029年、2033年と
4年ごとに2月3日が「立春」に変化しています。
「節分」は「立春」の前日なので
2019年は2月3日ですが2021年は2月2日になります。
日にちは以上の事で分かりました。
次は時間帯です。
『おには~そと!』『ふくは~うち!』
の掛け声を子供の頃、近所から聞こえていたのを思い出します。
時間帯は夕食後や夜の始めの頃です
実際は、時間帯は諸説あるようでハッキリは決まっていないとか
昼と夜のハザマに魔や鬼が現れる宵の口。
鬼は夜に現れる丑三つ時。
豆まきは家長がおこなうので家長のいる時間。
などから、家族が全員集まる
夕食後が一般的に普及した時間帯のようです。
節分の豆のまき方は?
豆のまき方も色々ある様です。
まく豆も「落花生」や「大豆」など使いますが、
『鬼は~そと』で蒔いた豆から芽が出てくると
縁起が悪いので煎った豆を使います。
最近は、まく豆も「紙で作った豆」や「ドックフード」
なかには『福は~うち』だけを「ジェリービーンズ」て人もいます。
場所は奥の部屋から
窓を開けて外へ『鬼は~そと』『鬼は~そと』と2回
部屋の中へ『福は~うち』『福は~うち』と2回
また別の部屋で
窓を開けて外へ『鬼は~そと』『鬼は~そと』と2回
部屋の中へ『福は~うち』『福は~うち』と2回
とまいて行き最後は玄関が一般的でしょう。
かけ声は2回ずつ上記の様に行います。
でも
神社で行う「節分祭」では、かけ声も違ってきます。
『鬼は~うち』『福は~うち』と鬼もうちに入れるかけ声です。
他にも
『福は~うち』『鬼も~うち』とか言う所もあるようです。
苗字に鬼が付いている家庭でも上記のようなかけ声で
行っているそうです。
鬼を神様として崇めている神社もありますから…
寺で行う「節分会(せつぶんえ)」でも、かけ声が違います。
成田山新勝寺や川崎大師でのかけ声は
「福は~うち」「福は~うち」のみで
「鬼は…」はかけ声にありません。
ご本尊の強力な霊力で
外に追い立てるまでもなく屈服させるという考えだそうです。
同じような話で『鬼は~うち』『福は~そと』と言うかけ声を
使う所もあるのですが
鬼は境内に閉じ込めて、福は外に出てみんなに福をもたらすの
意味だそうです。
節分の豆まきした、後始末は?
節分は、家中にまいた豆を今年1年の厄除けを願って拾い
自分の歳ぶん食べるまでが行事です。
この時の自分の歳は数え歳になります。
数え歳は、新年の迎えると1つ歳をとる数え方です。
詳しくは検索してください。説明は省きます。
だから
威勢よく『福は~うち』『福は~うち』と大量に
豆をまくと後始末が大変!
きっと大量に余ってしまうでしょう
余ってしまった豆はどうしますか?
捨てる方もいらっしゃるけど
福が付いた豆を捨てるのはバチが当たりますので
翌日にでも食べてあげてください。
私の家ではあまらない様に家族の歳分だけ
数えて『福は~うち』とまいています。
しょぼい感じになります。ハハハ真似しないでください。
やっぱり縁起を担いで威勢よく沢山まいた方が
福がたくさんくる感じがしますよ
外にまいた豆は翌朝まで残っているようならば
かたずた方が良いでしょう。
昔は朝方にハトなどの鳥が片付けてくれていましたが
今は残っていると色々問題が発生しますので
片付けた方が無難です。外の豆には福は無いので
捨ててもかまいません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
豆まきは、お子様がいらっしゃれば
イベントとしてご一緒に『鬼は~そと』『福は~うち』と
恥ずかしく無くできますが
お子様も大きくなると、恥ずかしがって
大きな声で『鬼は~そと』ってしなくなります。
それでも家長が掛け声よろしく豆まきをされると
それは粋なご家庭なのかなと思います。
戸建てのお家ならば外は道路又はお庭ですが
マンションなど集合住宅の場合は、
外はベランダか共同通路や階段になるので
『鬼は~そと』と豆まきは行わなくなっている
ご家庭もあるとか。
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