蜘蛛を家の中で見つけたらどうする?家蜘蛛は縁起が良い?種類は?

見た目が “おどろおどろしい”蜘蛛を家の中で見つけた時、

あなたは、どうしますか?

私は、親から言われてきた事をなるべく守っています。

親からは、

朝の蜘蛛は、殺しちゃダメよ!夜の蜘蛛は外に逃がしてあげなさい!」と

言われてきました。

なんだかスピチュアルなものを感じます。

でもなぜ、そんな風に言われているのか知っていますか?

調べてみました。

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蜘蛛が家の中で見つけたら、どうする?

ふと、壁を見ると小さな黒い蜘蛛が

チョロチョロと歩いています。

または、本棚の中からぴょんと飛び出す事もあります。

巣を作ることは無いけど、あっちこっちを徘徊しています。

そんな蜘蛛を見つけたら、あなたは捕まえて退治しますか?

それとも…
この小さく手足が短い黒い蜘蛛は1820年代に

ミッシェル・アダンソン博物学者により

アフリカで発見されたそうです。

英名:「アダンソンズ ホーム ジャンパー

日本では「ハエトリグモ」とか「アダンソンハエトリグモ」と

呼ばれています。

ハエトリグモには他にも種類はあります。
私の家ではアダンソンちゃんと呼んでいます。

アダンソンちゃんは出来るだけ自由にさせています。

家の中で見つける蜘蛛は、

家の中のハエ、ダニ、蚊、小さなゴキちゃんを捕食して退治してくれている

とってもありがたい益虫(えきちゅう)と言われる存在。

しかし、見た目が不快な姿をしているため

不快害虫(ふかいがいちゅう)と毛嫌いされて駆除されてしまっています。
私の家では、昼間は自由にさせていますが

夜間はそっとテッシュで捕まえて外に放ちます。

子供は怖がるので目の前で捕まえて外に逃がします。

蜘蛛が家の中にいるのは縁起がいいの?

先ほどにも触れましたが、

家に現れる蜘蛛は家の中の害虫を駆除してくれる存在

「害」をなすものを退治してくれるから「縁起」が良くなる!?

と考えても良いですが

 

古くから、日本各地で言い伝えられている事があるのは、

皆さんご存知と思います。

朝の蜘蛛は殺すな、夜の蜘蛛は殺せ
朝の蜘蛛は敵でも殺すな、夜の蜘蛛は親でも殺せ
夜の蜘蛛は親の顔でも殺せ、朝の蜘蛛は取って懐に入れろ
朝の蜘蛛は福が来る、夜の蜘蛛は盗人が来る
 (朝はお客さんを呼び、夜は泥棒を呼ぶ)
朝のクモは金運が上がる、夜のクモは盗まれる
朝のクモは神の使い、夜のクモは悪魔の使い

京都でも「朝グモは験(ゲン)がええけど、夜グモは験が悪い」と言ってます。

何故か日本各地に「朝の蜘蛛は良く、夜の蜘蛛は駄目」が広まっている。

どうしてなんでしょう。不思議です。

諸説ある朝の例の1つ

日本書紀と古今集に「第19代、大和朝廷の允恭天皇(いんぎょうてんのう)」

の夫人の妹で、絶世の美女と言われる

「衣通姫」が詠った。

我が夫子(せこ)が 来べき夕(よひ)なり小竹(ささ)が根の蜘蛛(くも)の行ひ 今宵著(しる)しも

というのが始まりだと言われてたり、

諸説ある夜の例の1つ

「喰はず女房」という昔話や「蜘蛛女房」の昔話など、夜に蜘蛛の妖怪が

襲ってくる話が全国的に分布している。

こんなよく似た話が、何故か全国各所に伝わっているってやっぱり不思議です。

そこには、実際に得体のしれないスピリチュアルな事実があったのではないでしょうか。

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家の中にいる蜘蛛の種類は?

家の中で見つける蜘蛛には6種類あるそうです。

・アダンソンちゃんこと「アダンソンハエトリクモ

黒っぽくて手足が短くジャンプして移動する。

コバエやダニ、蚊など小さな害虫を捕食してくれます。

動くものに反応しますので側に数匹いれば次々に捕食します。

・「イエユウレイグモ

手足が細長く幽霊の様にゆらゆらして威嚇します。

巣を作ります。巣が出来ると部屋の中が汚れている様に見えます。

・「ヒラタグモ

7~8㎝の平たい蜘蛛です。

手足が赤褐色で家の中より上の外の壁にいます。

・「アシダカグモ

日本で一番の大型、手足が長く夜行性の徘徊型で

ゴキブリを捕食してくれますが蜘蛛嫌いには耐えられない姿です。

2~3匹いればゴキブリを全て退治して捕食のゴキブリがいなくなると

家から出ていきます。

・「エイオニグモ

人家周辺や軒下に巣を作ります。まだらな黄色と黒の配色です。

・「オオヒメグモ

写真は気持ちが良くないので載せません。

 

まとめ

 

芥川龍之介の「蜘蛛の糸は有名な

お釈迦様と、カンダッタのお話です。

お釈迦様が、蓮の池から地獄のカンダッタに糸を垂らすのは、

朝の時間だったところも、朝の蜘蛛は縁起の良い事の例えを

意識したのかもしれません。

蜘蛛が生理的に絶対ダメな方は、しかたありませんが、

それでも退治せず捕まえて外に放してあげましょう。

きっといいことがあるかもしれません。

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