コーヒーや緑茶で夏を!脳梗塞や糖尿病などの予防効果UPを期待

暑い夏、予防しておきたい病!

夏カゼ、夏太り(糖尿病)、そして脳卒中!

これらの予防に「コーヒー」や「緑茶」で予防効果が

上がるとしたら、知っておきたいと思いませんか?
飲むだけで良いと思ったら効果半減!

タイミングや量などによって効果を上げる方法があります。

これらを知って健康の促進に努めてみてはいかがでしょうか!


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脳卒中の予防が期待できるコーヒー

始めは、脳卒中から

まず、季節ごとの脳梗塞患者割合をご覧ください。

春 … 25.1%
夏 … 25.5%
秋 … 23.8%
冬 … 25.6%    [出典:国立循環器病研究センター]

以上のように「冬」が一番多いのですが

「夏」は「冬」とほとんど変わらず、

わずか”0.1%”しか違いはありません。

ではなぜ「冬」とあまり差はないのでしょうか?

それは、脳卒中はどうして起こるのかがポイントです。
暑い時に汗をかくと血管の中の水分量が減ってドロドロの血液になる。

汗をかく → 水分が減って血流が悪くなる → 血管がつまり易くなる → 血管が詰まると → 血管が破れ → 脳卒中につながる。

この様に夏に多い理由がお分かりになると思います。
あなたはこんな経験はありませんか?

めまい、たちくらみ、体の片側に痺れ、うまく話せなくなる。

これらは、夏の暑さによる脳卒中の前兆かも知れません。
そこでコーヒー1杯で脳卒中のリスクを軽減できる研究結果があります。

コーヒーは世界で最も愛されて科学的研究されているから解ったのです。
コーヒーを飲むとなぜ脳卒中のリスクを減らすことが出来るのでしょうか?

コーヒーに含まれるカフェインが血管を拡げ血流を良くする働きがあります。

そして、血液中の脂質などの代謝を促進して血管をつまるのを防いでくれます
しかし、カフェインは体に良くないと聞くが!?

実は、カフェインが体に良くないと言う理由は、

1度に多くのカフェインを摂取すると

逆に血管を収縮させる作用があり心臓に負担をかけるようです。

また、カフェインは胃酸の分泌を促進し胃の弱い人には、

胃酸が過剰に出て胃を荒らす事になる為です。
国立がん研究センター調べの次のデータがあります。

コーヒー摂取と死因別死亡リスク

心疾患の場合

コーヒーをほとんど飲まない人を1とすると

1日1杯未満の人は 0.9
1日1~2杯の人は 0.77
1日3~4杯の人は 0.64
1日5杯以上の人は 1.03

脳血管疾患

コーヒーをほとんど飲まない人を1とすると

1日1杯未満の人は 0.84
1日1~2杯の人は 0.77
1日3~4杯の人は 0.57
1日5杯以上の人は 0.72
[国立がん研究センターによる多目的コホート研究]

双方で数値の低い3~4杯がベストとわかります。
それではコーヒーは食前と食後のどちらが良いのでしょう。

コーヒーは血管を老けさせる血糖値の上昇をより抑える為には

食前が良いのです。

食事に含まれる糖や脂質は胃や腸から血管に吸収されるが

カフェインが胃や腸でも糖質や脂質が吸収されるのを防ぐ働きがあります。

一口でも良いので先にコーヒーを飲む方が良いでしょう。

そして、それはホットでもアイスでも血管に良い成分は

ほぼ同じなのです。

因みに緑茶は1日4杯以上飲まなければならないようです

糖尿病のリスクも高まる夏太り

夏は暑くて食欲がなくなり、汗も多くかくのでやせる

と思っているあなた。

実は逆なんです。
男女877名に対して行ったアンケート[調査:All About]

・夏やせ率 … 16.4%  ・夏太り率 … 25.1%

という結果になりました。
その理由を医師に聞いてみると

夏は暑くて疲れてしまって”うどん”や”そうめん”など炭水化物を

食べる機会が増えてしまい、非常に太りやすくなる。
冷たいものが欲しくて飲み物をごくごく飲んだりする時に

意外と冷たい物は甘さを感じないので、かき氷やアイスなど

結構、糖分を多く取っている事があります。
よって夏の暴飲暴食は糖尿病や動脈硬化など生活習慣病に

なりやすくなる傾向があります。
夏太りで、糖尿病になるリスクの予防効果が

期待できる方法は1日にコーヒーを3杯飲む
コーヒーを3杯飲む人は、コーヒーを取らなかった人に比べ、

脂肪燃焼量が約2倍にアップしたという研究結果があるそうです。
このことはコーヒーに含まれるクロロゲン酸が、

糖質の吸収を抑えながら脂質の代謝を促進してくれる事と

カフェインがリパーゼ(脂肪分解酵素)を活発にする事の

W成分の相乗効果で脂肪燃焼量がアップするからやせやすくなる。
・夏太り予防に期待できるコーヒーパワーをさらにUP!
運動を掛け合わせると脂肪燃焼効果UPが期待できる。

コーヒー×運動=脂肪燃焼効果UP

しかも脂肪燃焼により良いコーヒーを飲むタイミングは、

アイスコーヒーでもいいので運動する前30分ぐらいが

脂肪燃焼量をさらにUPさせるのです。

コーヒーに含まれるクロロゲン酸やカフェインというのは

飲んだ後、約30分後に効果が出てくる。

3時間後に脂肪燃焼効果がピークになっていくので

その間は運動する事がベスト。

スポーツ選手も運動の前に飲む人がいます。
実は、緑茶の実験でも効果を確認しています。

アメリカ・カリフォルニア大学で肥満のマウスに

水と緑茶エキスを同時に飲ませる実験で

腸内細菌のデブ菌がどんどん減ってやせ菌に変ったと

報告されているそうです。

夏カゼ予防が期待できる緑茶

夏カゼは合併症が怖いのです。

医師も夏カゼの危険性を語っています。

「夏カゼは意外と治りにくい、長引くとまず咳が

止まらなくなる呼吸器疾患が出て来たり、

肺炎になったりします。
汗をかいたりして脱水状態に傾きやすい所に

夏カゼが被ってくると夏カゼのウィルス感染症は、

嘔吐、下痢を伴うものが多く更に脱水状態になるので

危険になることがある。
その危険な夏カゼ予防が期待できる緑茶
医師はかぜ予防のために診察の合間に緑茶を飲みます。

かぜの患者を診た後にお茶を飲んで入ってきたウィルスを

無力化していました。

感染させないように、自分の予防の為、そして次の患者さんに

うつさない為にもお茶を飲んでいます。

緑茶のカテキンがウィルスに付着して自分の粘膜への

付着を防ぐ、かぜ予防の為にカテキンの殺菌パワーでウィルスを

撃退しています。
そして更に凄いパワーが…?!
なぜ夏カゼは治りにくいのか?

夏は「外の暑い気温」と「室内の寒い冷房」の寒暖差から

免疫力が低下しがちになります。

その寒暖差で免疫力を落としているから風邪をひくと治りにくい。
そこで、緑茶を水出しして飲めば、

ウィルスに抵抗する免疫力のアップを期待できるのです。
緑茶は通常70℃~80℃で入れると美味しいと言われていますが

冷たい水でお茶を入れると免疫力のアップ成分が増加するのです。
静岡県のお茶農家の方々が行なっていました。

医学的に理にかなった免疫力UPが期待できる緑茶の入れ方。
免疫力UPが期待できる成分を増やす入れ方は、

お茶のパックをやかんの中へ、そこへ冷たい水を注ぎます。

やかんの水をよく掻き混ぜるとうまく出ます。
免疫細胞を活性化するには冷たいお水じゃないとダメなんです。

水の方がエピガロカテキンガレートが出ます。
お湯と水出しでは免疫力UPが期待できる成分はどれくらい違うのか?

お茶の研究機関で成分量の違いを計測してみると!

水出しの方が約80%、お湯は約50%と免疫力UPが期待できる成分の

割合が多いという結果になりました。
どれだけ飲めば?

かぜ予防が期待できるカテキン量はペットボトル1本程度で十分。
コーヒーに含まれているカフェインが気管支を広げる作用があるので

咳止めの効果が期待できる。カゼの症状を緩和させる作用があります。

しかし、何といっても冬のかぜと同様、外出先から帰ったら

手洗い」と「うがい」が一番の予防になります事をお忘れなく。

おわりに

以上の内容は「林修の今でしょ!講座」を元に作成しました。

番組では、その他に肌ダメージや熱中症予防もプログラムされていました。

肌ダメージは、

「緑茶を飲んで紫外線ダメージが約25%減らせる事ができる」と言う内容。

紫外線による活性酸素を緑茶の持つスーパーカテキン、

フィーガロカテキンガレートが活性酸素の除去に期待できますよ

と言う抗酸化パワーの話。
熱中症予防は、

緑茶を飲んでより汗の量を増やして体温上昇を抑えると言う番組の内容。

しかし、私は番組の内容に矛盾を感じたので記事にしていません。
以上、あなたの少しでも参考になれば幸いです。

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